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経済学をはじめから勉強するブログ

素人が基礎から初めて論文まで書きます。

45度線分析_01_45度線

前回得られた三面等価の3つの式を今回も使っていきます。

すべての財が取引される市場(財市場)の需要と供給を表すのが、三面等価の中身でした。

 

  • 「Y」は生産された付加価値の合計なので「生産面」
  • 「C+I+G+(EX-IM)」はお金を払って買う人たちの話なので「支出面」
  • 「C+S+T」は人々の所得になった付加価値の分配先です。「分配面」
これら3つはイコールの関係です。

Y:付加価値・GDP(Yeild)
C:消費(Consumption)
 I:投資(Investment)
G:政府(Government)
EX:輸出(Export)
IM:輸入(Import)
S:貯蓄(Saving)
T:税金(Tax) 

 

財市場の需要と供給について、これから45度線分析という手法を使ってみていきます。

「供給」とはつまり生み出し、与えることなので、先ほどの式の「生産面」にあたります。

「需要」とは欲しいものを買うことなので「支出面」になります。

 

「財市場の供給」「財市場の需要」といちいち言うのは面倒なので、

  • 「財市場の供給」=「Ys」
  • 「財市場の需要」=「Yd」

と置き換えますね。

すると、

となります。

 

 

45度線 

財市場の供給は単純な式ですね。

  • Ys = Y

ただこれだけです。

「Y」とは付加価値のことでした。

Yの価値が生産されて、それが誰かに供給された。(分け与えられた)ということです。

これをグラフにしてみます。

横軸に付加価値「Y」、縦軸に供給量「Ys」と取ると図1ようなグラフになります。

 

f:id:yushph:20151013203554p:plain

 YsとYがイコール、つまり同じなので

片方が1ならもう片方も1。

片方が3ならもう片方も3。

縦軸と横軸の重なる点をつなげてグラフにすると、必ず傾きが45度になります。

こんなイメージです。

f:id:yushph:20151013203256g:plain

 

このように、財市場の供給をグラフで表すと、その傾きは常に1、つまり45度になります。

この供給面のグラフをもとに分析を行うのが45度線分析です。

次回はこの45度線を使って分析を深めていきます。