経済学をはじめから勉強するブログ

素人が基礎から初めて論文まで書きます。

貨幣市場_03_貨幣需要

前回に引き続き、貨幣需要について詳しく勉強していきます。 貨幣需要には、「取引動機」による需要と「投機的動機」による需要があることを前回までに勉強しました。(ほかに、「予備的動機」というのもあるのですが入門マクロではあつかいません。) keiza…

貨幣市場_02_ケインズの流動性選好説

前回、投資が利子率に大きく関係していることを勉強しました。 利子率が高ければ、投資にお金を使うよりも、お金を貸すうまみが増すので、投資が減ります。 反対に利子率が低い時には、お金を貸してもリターンが少ないので、投資の方が魅力的に感じます。 ke…

貨幣市場_01_投資の限界効率論

ここからは、貨幣市場について勉強していきます。 新しいステージに進むまえに、改めて確認しておくと、僕たちがココで勉強しているのは、 『経済を構成する様々な要素が、国の豊かさの指標であるGDPにどう影響するのか』 ということです。 『経済を構成する…

均衡予算乗数

前回までに、政府が行う財政政策とその効果について考えてみました。 財政政策とは、景気を刺激し、GDPを押し上げるために、政府が行う政策のことでした。これには、大きく2つの方法があります。 「政府支出の拡大」と「減税」です。 世の中に出回るお金を…

租税乗数

前回、前々回は、政府支出乗数について勉強しました。景気を刺激するために、政府は支出を増やして、GDPを押し上げたい! 増やした支出は、世の中をぐるぐる巡って、実際の支出額以上にGDPの額面を増加させました。支出を増やす以外に、政府が行う景気刺激策…

政府支出乗数_02_政府支出乗数

前回は 乗数とは? 財政支出の波及効果とは? について勉強しました。 keizaiabc.hatenablog.com 1兆円の政府支出でも、世の中の人をぐるぐる回って、GDPをその1兆円以上に押し上げる、そんなストーリーを展開しました。 では、実際にその波及効果は何倍に…

政府支出乗数_01_乗数と波及効果

前回までの45度線分析の話では、どのようにGDPが決定されるのかを考察しました。 その過程で、消費や貯蓄がどのように決定されるかを勉強し、さらにインフレやデフレに対する政府の対応も考えてみました。 今回は政府支出乗数について勉強します。 「乗数」…

45度線分析_07_貯蓄関数の続き

前回の貯蓄関数のつづきです。 貯蓄関数は S = -C0 + (1 - c)( Y - T) の形で表される、ということを説明しました。 式をパーツごとにもう一度説明しておきます。 「-C0」は基礎消費C0にマイナスがついたものです。これは、「貯蓄はマイナスの消費である。」…

45度線分析_06_貯蓄関数

以前に消費関数を紹介しました。 keizaiabc.hatenablog.com 家計は得た収入から税金をはらい、残りを消費と貯蓄に分配します。 三面等価の分配面(Y=C+S+T)はこのことをあらわしていたのでした。 また消費(C)は以下の式で書き表します。 C = C0 + c( Y - …

45度線分析_05_インフレギャップ・デフレギャップ

前回、YsとYdのグラフを重ね合わせ、均衡GDP「Y*」を明らかにしました。 「財市場の供給」=「Ys」「財市場の需要」=「Yd」Ys = Y(三面等価の生産面)Yd = C+I+G+(EX-IM)(三面等価の支出面) もういちど、大事なポイントの確認を。 Ysは「供給」=「生産さ…

45度線分析_04_財市場の均衡

前回は財市場の需要について勉強し、グラフにして表しました。 今回はそれを以前得られた財市場の供給曲線(45度線)と合わせていきます。 ところで、需要と供給が一致していることを「市場均衡」と呼びます。 ここでは大きな財市場について考えているので、…

45度線分析_03_財市場の需要

前回は消費関数について勉強しました。 消費は、財市場の需要を作る要素の1つでした。 「財市場の供給」=「Ys」 「財市場の需要」=「Yd」 Ys = Y(三面等価の生産面) Yd = C+I+G+(EX-IM)(三面等価の支出面) Y:付加価値・GDP(Yeild) C:消費(Consumpt…

45度線分析_02_消費関数

前回は財市場の「供給面」について勉強しました。 今回からは「需要面」についてみていきます。 需要とはつまり、その財を求め、手に入れる(買う)ことですから、三面等価の「支出面」の式から考えていきます。 財市場の三面等価はこの3つの式でした。 「Y…

45度線分析_01_45度線

前回得られた三面等価の3つの式を今回も使っていきます。 すべての財が取引される市場(財市場)の需要と供給を表すのが、三面等価の中身でした。 「Y」は生産された付加価値の合計なので「生産面」 「C+I+G+(EX-IM)」はお金を払って買う人たちの話なので「…

アブソープション・アプローチ

前回得られた三面等価の3つの式を使っていきます。 「Y」は生産された付加価値の合計なので「生産面」 「C+I+G+(EX-IM)」はお金を払って買う人たちの話なので「支出面」 「C+S+T」は人々の所得になった付加価値の分配先です。「分配面」 これら3つはイコー…

需要と供給・三面等価

需要と供給 前回記事で、取引は「需要」と「供給」によって成り立つと勉強しました。 取引(モノの売り買い)が成立した= 需要者が財を買い、お金を払う。供給者は財を生産し与え、お金を受け取った。 これです。 <a href="http://keiza…

財市場と三面等価

市場 市場は「しじょう」と読みます。 モノやサービスが取引される、つまり売ったり買ったりは市場を通して行われています。 実際にお店が存在していなくても取引があれば市場は存在します。ニュースでよく耳にする為替市場などがその例です。 財市場 マクロ…

マクロ経済学とGDP

マクロ経済学 マクロとは、簡単に「大きい」という意味です。 つまりマクロ経済学は「経済を大きな視点からみる経済学」ということで、具体的には国全体の経済、世界全体の経済をみることが多くなります。 経済学にはミクロ経済学と呼ばれるものもあって、そ…